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健康にダイエットしたい人は身体の中まで知ろう

こんにちは!

Fitパーソナルジムの宮杉です!

今回は少し難しい内容となっています。

知識を増やせると思って読んでみてください。

私たちは食べ物を口に入れて美味しいと感じたり、満腹に感じることはできますよね。

ですが、実際に食べたものはどのようにして身体の隅々に栄養を運べるのかは知らない方がたくさんいます。

もちろん、知らなくても問題はないですがダイエットやボディメイクをワンランク上へレベルアップしたい方だけこのブログを最後まで読んでください。

代謝されるまでの仕組み

私たちが食べた物は、身体の中をどのように流れ、変化し、使われていくのかご存知ですか?

食べ物のほとんどは、そのままの形では体内で利用する事ができません。

食べた物は、消化・吸収を経て体内に取り入れられ、血液やリンパ液によって身体の各組織へ運ばれて利用されます。

「消化」とは、食べ物を体内で利用しやすい形に分解することをいいます。

「吸収」とは、消化された食べ物の栄養素を血液やリンパ液に取りこむことをいいます。

吸収された栄養素からエネルギーや身体に必要な物質を生成することを「代謝」といいます。

代謝の後に残ったものは、尿や便として排せつされます。

この一連の流れによって、私たちの身体は元気に動くことができるのです。

この順序は皆同じことですので、代謝までにはこのような過程があることを覚えましょう。

消化・吸収について知ろう

消化器官は、それぞれ運動しながら口、胃、小腸、すい臓の消化液の働きによって、食べた食べ物を小さく分解し、大部分の栄養素が小腸で吸収されます。

①口

食べ物を歯で細かくし、唾液と混ぜ合わせます。

唾液には炭水化物(糖質)を分解する消化酵素が含まれていて、最初の消化がここで行われます。

唾液の分泌を促すためには、よくかむことが大切です。

唾液と混ぜられた食べ物は食道に送られます。

②胃

胃は食べ物を一時的にためて、蠕動(ぜんどう)運動によって胃液と混ぜ合わせて、かゆ状にします。

胃液にはタンパク質を分解するペプシンが分泌されます。

消化が進むと、少しずつ十二指腸に送られます。

③小腸

胃で消化された食べ物が十二指腸へ送られると、膵臓から膵液、胆のうから胆汁が分泌され、本格的に消化して食べ物を吸収します。

膵液は炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質を分解する消化液です。

また胆汁は脂肪の吸収を助けます。

十二指腸でこれらの消化液と混ぜ合わされた内容物は、小腸に送りこまれます。

ここで、ほとんどの栄養素が分解、吸収されます。

④大腸

大腸では小腸で吸収されなかった水分とミネラルが吸収されます。

また様々な腸内細菌が常に活動していて、食物繊維などを発酵によって分解し、排せつしやすいようにします。

消化されずに最後まで残ったものは、便として体外に排せつされます。

今回は、消化、吸収、代謝、排泄のうち「消化と吸収」についてご紹介します。

消化とは、食べ物の中の栄養素を吸収できる形にまで分解することは、先でお伝えしました。

人は摂取した食べ物をそのままの形で体内に吸収し、利用することができないため、物質を小さくする必要があります。

消化には3種類あります。

1.物理的消化

消化管の機械的運動による消化です。

食べ物を口の中でしっかり噛むことで、消化酵素が含まれている唾液と混ぜられます。

さらに、胃や小腸で内容物を前進させる蠕動運動や小腸の筋肉が膨らんだり、縮んだりする分節運動により、消化液と内容物をよく混ぜて、消化しやすくしていきます。

よく噛むことには満腹感を促進させるだけでなく、消化にも役に立つのです。

2.化学的消化

消化液に含まれる消化酵素により、食べ物の中の栄養素を分解していきます。

この化学的消化は消化過程の中心となっています。

3.生物的消化

腸内細菌による消化です。

食物繊維は人の消化酵素では消化することができませんが、一部は腸内細菌によって発酵し、分解されます。

消化の中心となるのは化学的消化です。

化学的消化に関わる消化液を下記でご紹介します。

①唾液

唾液は、唾液腺から分泌される消化液です。

唾液に含まれている消化酵素によって、最初の消化が行われます。

しかし、食べ物が口の中に留まる時間は、胃や小腸より短いため、消化は僅かしか進まないといわれています。

ただ、よく噛まずに飲み込んでしまうと、ここでの消化の時間がさらに短くなってしまうため、しっかりと噛むことが大切です。

②胃液

胃液は、胃で分泌される消化酵素です。

胃では、食べ物を一時的にためておき、胃液により消化をしていきます。

胃液は、強酸性ですが、胃自体を溶かさないように、粘液が分泌され胃の粘膜を保護しています。

③膵液(十二指腸、空腸・回腸)

膵液は、主に十二指腸で分泌される消化液です。

胃から送られてきた内容物を膵液によりさらに消化していきます。

④胆汁

胆汁は、肝臓で作られ、胆のうで溜められたのち、十二指腸へ分泌される消化液です。

脂質の消化を助ける働きをしています。

脂と水(消化液)は混ざりにくいため、胆汁によって脂を乳化させて水(消化液)と混ざりやすいようにしています。

消化酵素

先程、消化酵素によって消化が行われるとお伝えしました。

では、どのような消化酵素があるのかをご紹介します。

・糖質の消化に関わる酵素

糖質をブドウ糖に分解する働きがあります。

唾液アミラーゼ

膵アミラーゼ

・タンパク質の消化に関わる酵素

たんぱく質をアミノ酸に分解する働きがあります。

胃リパーゼ

トリプシン

キモトリプシン

・脂質の消化にかかわる酵素

脂質を中鎖脂肪酸または長鎖脂肪酸・グリセリンに分解する働きがあります。

唾液リパーゼ

胃リパーゼ

膵リパーゼ

さらに脂質の消化を助ける働きがあるのが胆汁です。

脂(油)と水(消化液)は混ざりにくいため、胆汁によって脂(油)を乳化させて、混ざりやすいようにします。

吸収の仕組み

ほとんどの栄養素は小腸で吸収されます。

小腸は、十二指腸・空腸・回腸の3つからできています。

空腸と回腸で主に栄養素の吸収が行われていますが、空腸の方がより盛んに吸収が行われています。

空腸、回腸の内壁は長さ約1mmの「じゅう毛」で覆われています。

さらに、じゅう毛の表面には「栄養吸収細胞」が存在しています。

また、栄養吸収細胞の先には、細かい「微じゅう毛」が隙間なく並んでおり表面積を増やすことで効率よく栄養素を吸収しています。

微じゅう毛の表面積の合計は、なんと人間の体表面積の約5倍に及ぶといわれています。

そして、微じゅう毛の表面には、栄養素を最終的に分解する「終末消化酵素」が存在しており、その酵素と反応した栄養素は最小サイズにまでバラバラにされ、すばやく吸収される仕組みとなっています。

じゅう毛の内部には毛細血管とリンパ管が通っており、吸収された栄養素は、この2つのいずれかの経路を通って全身へ運ばれ、様々な器官で利用されたり、貯蔵されます。

・毛細血管に入る栄養素

ブドウ糖やアミノ酸、脂質の中でも物質の小さな短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸などが毛細血管へ入っていきます。

・リンパ管

脂質の中でも物質の大きな長鎖脂肪酸や、グリセリンなどがリンパ管へ入っていきます。

代謝について

ここまでは、代謝に繋がるまでの過程をご紹介しました。

ここからは消化・吸収されたものが代謝される過程をお伝えします。

私たちは、食べた物から栄養素を取り入れ、それを活動するためのエネルギーや生命の維持に必要な物質に変えています。

これを「代謝」といいます。

エネルギー源となる栄養素は、炭水化物(糖質)やタンパク質、脂質の三大栄養素です。

これらが体内で分解されて、それぞれブドウ糖、アミノ酸、グリセリンと脂肪酸になり、身体に必要な様々なエネルギーに変わります。

また、代謝で大きな役割を担っている臓器が「肝臓」です。

エネルギー源となるグリコーゲンを貯えて必要に応じてエネルギーを生成したり、身体に必要なタンパク質の生成・分解、コレステロールの生成、アルコールや身体に有害な物質の分解や解毒などの働きがあります。

ビタミンやミネラルの一部は、肝臓で行われる代謝に利用される仕組みとなっています。

・炭水化物(糖質)の代謝

消化によってブドウ糖などに分解された炭水化物(糖質)は、小腸粘膜から吸収された後、肝臓に運ばれます。

肝臓に運ばれたブドウ糖は、そのまま血液中に運ばれて、各組識でエネルギー源として利用されたり、肝臓や筋肉ではグリコーゲンとして蓄えられます。

グリコーゲンは再びグルコースに変換されてエネルギーの生成に使われます。

炭水化物(糖質)からエネルギーをつくった後は、二酸化炭素と水が残り、

この残った二酸化炭素は吐き出す息から排せつされ、水は尿や汗となって排せつされるので、身体には残らないのです。

グリコーゲンの貯蔵量には限界があり、余分なブドウ糖は中性脂肪となって肝臓や脂肪組織に貯蔵されます。

そのため、炭水化物(糖質)を取りすぎると、肥満や脂肪肝につながります。

・脂質の代謝

食べ物から摂取した脂質のうち、中性脂肪は膵液の消化酵素によってグリセリンと脂肪酸に分解されてから小腸で吸収されます。

その後、グリセリンと脂肪酸は再び小腸で中性脂肪に再合成され、リン脂質やコレステロール、タンパク質とともに「*1カイロミクロン」になってリンパ管に入ります。

消化作用を受けて分解された脂質は、皮下、腹腔、筋肉の間などにある脂肪組織に運ばれて体脂肪として貯蔵されます。

貯蔵された脂質は、エネルギーが不足すると必要に応じてエネルギー源として消費されます。

炭水化物と同様にエネルギーをつくった後に残るものは、二酸化炭素と水だけで、残った二酸化炭素は吐き出す息から排せつされ、水は尿や汗となって排せつされます。

*1 食事由来の脂質を組織に運搬する粒子です。

食べ物に含まれる脂質(中性脂肪)は、腸管(小腸)で吸収されたあと、血液の中を運ばれて、筋肉などに届けられ、エネルギー源となります。

この運搬をしているのがカイロミクロンです。

・タンパク質の代謝

食べ物から取ったタンパク質は、アミノ酸に分解され小腸から吸収されます。

そして肝臓に運ばれたアミノ酸は一部がタンパク質に合成され、その他のアミノ酸は血液によって身体の各組織に運ばれ、細胞を構成する成分や酵素、ホルモンなどにつくり変えられます。

一度合成されたタンパク質は一定の割合でアミノ酸に分解され、絶えず新しく合成されるタンパク質と入れ替わっています。

不要になったアミノ酸から出るアンモニアは肝臓で尿素に変えられ、腎臓を経て尿中に排せつされます。

また、アミノ酸を構成する炭素、水素、酸素はエネルギーとして利用されるとともに、二酸化炭素や水となって排出されます。

まとめ

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

今回は、身体の中の仕組みについてご紹介しました。

少し難しい内容になりましたが、皆さんの身体では必ず起きていることです。

今回のブログでは、消化を良くするためには、吸収を良くするためには、代謝を良くするためにはと、より良い効果を出すためにはどのようにしたら良いかと興味を持って頂ければと思います。

自分で知識を持つことは健康を保つ、健康になるためにはとても大切なことです。

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